楽天モバイルのエリア確認方法は?繋がらない場合の対処法も解説

楽天モバイル エリア確認方法

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「楽天モバイルは繋がりにくい?」
「事前に繋がるエリアを確認できる?」
「繋がらない時の対処法は?」

「楽天モバイルは電波が繋がりにくい」というイメージから、契約を迷っている人も多いのではないでしょうか。

楽天モバイルは2024年6月にプラチナバンドのサービスを開始し、5Gエリアも全国的に拡大しています。

楽天モバイルの人口カバー率は99.9%を達成していますが、大手3キャリアと比べると繋がりにくいという声があるのも事実です。

長谷部 諒
長谷部 諒

楽天モバイルの提供エリアを確認せずに契約してしまうと後悔する可能性があります。
生活エリアで電波が繋がるかどうか、契約前にしっかり確認しておきましょう。

本記事では、楽天モバイルのエリアについてくわしく解説します。

楽天回線エリアなのに繋がらない場合の対処法や、電波が繋がりにくい環境も紹介しているので、参考にしてください。

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楽天モバイルのエリアで契約前に確認すべきこと

楽天モバイル エリアの確認ポイント

楽天モバイルを契約する前に、自宅や職場が提供エリアかどうかを確認しましょう。

エリアを確認しないまま契約すると、スマホが全然ネットに繋がらず、不便な思いをする可能性があります。

スマホの乗り換えには手間も費用もかかるので、後悔しないように事前にエリアを確認しておきましょう。

エリアを確認する時は自宅と職場以外に、よく行くお店や出張の多い人は出張先周辺の電波状況も確認しておくと安心です。

よく行くお店で電波が悪いと、バーコード決済の画面が表示されず支払えないことがあるので、しっかりチェックしておきましょう。

楽天モバイルでは5G回線と4G回線、auのパートナー回線を使用しており、エリアによって繋がる回線が異なります。

提供エリアの範囲だけでなく、どの回線に繋がるかも確認しておきましょう。

公式のエリアマップで住所検索をする

公式のエリアマップで住所検索をする

楽天モバイルの提供エリアは、公式サイトのサービスエリアマップで確認できます。

公式サイトのエリアマップにアクセスし、自宅周辺の住所を検索しましょう。

自宅や職場、最寄り駅、よく行くお店などのエリアがピンク色になっていれば、楽天モバイルの提供エリアに含まれています。

ただし、エリアの境目付近は電波が悪かったり、圏外で繋がらなかったりする可能性があるので注意が必要です。

契約前にまずはチェック

5G・4G LTE・パートナー回線のエリアを確認

回線の
種類
5G ミリ波5G Sub64G LTE
(楽天回線)
4G LTE
(パートナー回線)
周波数帯28GHz帯3.7GHz帯1.7GHz帯
700MHz帯
800MHz
対応
エリア
都市部都市部都市部
郊外
山間部
離島など
郊外
山間部
離島など
通信速度超高速高速普通遅い
繋がりやすさ障害物に弱く
繋がるエリアが
かなり狭い
障害物に弱く
繋がるエリアが
狭い
建物内や地下で
繋がりにい
※プラチナバンドを除く
建物内や地下でも
繋がりやすい

楽天モバイルのエリアを確認する際は、どの回線を利用できるのかも大切です。

楽天モバイルは5G ミリ波、5G Sub6、4G LTEの3つの回線を使用しており、4G LTEは自社回線とパートナー回線(au回線)を使用しています。

通信速度が速く大容量のデータを送信できる5G回線は都市部に、4G回線は郊外や山間部に展開されています。

4G LTEの自社回線で使用している1.7GHz帯の電波は、障害物を透過しにくく、ビルの中や地下まで電波が届きません。

プラチナバンドである700MHz帯の電波も使用していますが、まだ対応している基地局が少なく、繋がるエリアが限られています。

4G LTEのみに対応しているエリアでは、電波が悪い可能性があるので注意が必要です。

楽天モバイルは、自社回線でカバーできないエリアをauのプラチナバンドを借りて補っています。

パートナー回線のエリアはKDDIのサイトで確認できます。

プラチナバンドとは?

プラチナバンドは、携帯電話の通信に使用される周波数帯が700MHzから900MHzの電波のことです。

プラチナバンドに使用されている低周波数の電波は障害物を透過しやすく、回り込んで電波を届ける性質があるため、屋内や地下でも繋がりやすいのが特徴です。

楽天モバイルのエリア最新情報(2025年9月)

楽天モバイルの5Gエリアは全国的に拡大しており、2024年6月から提供を開始したプラチナバンドエリアも今後拡大していく予定です。

「Rakuten最強プランプロジェクト」として、全国各地への基地局増設にも取り組んでおり、2026年に衛星通信サービスを開始することも発表されています。

楽天モバイルでは郊外や山間部のエリアをパートナー回線で補っていますが、2026年9月にパートナー回線の契約を終了する予定です。

楽天モバイルでは自社回線エリアを次々に拡大しているので、今後楽天モバイルの通信品質は改善されていくでしょう。

5Gエリアは全国的に拡大中

5Gエリアは全国的に拡大中

楽天モバイルでは既存基地局の電波出力の増強や、アンテナの角度などの調整によるパラメータの最適化に取り組み、5Gエリア拡大を進めています。

2024年には関東地方で従来の2.1倍、東海地方や近畿地方では約1.7倍まで5G回線エリアを拡大しました。

さらに、2025年7月には中国・四国地方、九州、沖縄でも5G回線エリアを拡大したことが発表されています。

楽天モバイルでは今後、他のエリアでも5G回線エリアを拡大していく予定です。

プラチナバンドエリアは今後拡大予定

プラチナバンドエリアは今後拡大予定

楽天モバイルのプラチナバンドエリアも今後拡大していく予定です。

楽天モバイルでは、2024年6月にプラチナバンドである700MHz帯を利用したサービスを開始しました。

楽天モバイルのプラチナバンドの基地局は、サービス開始からしばらくは東京都内の1局のみでした。

しかし、2024年11月27日に行われた「ネットワーク技術に関する勉強会」で、現在は複数の基地局で運用されていることが発表されています。

今後さらに局数を増やしていくことも発表されています。

これまではauのプラチナバンドに頼っていましたが、プラチナバンドエリアが広まれば、自社回線でカバーできるエリアがグッと増えるでしょう。

Rakuten最強プランプロジェクトが進行中

Rakuten最強プランプロジェクトが進行中

楽天モバイルでは、全国各地への基地局増設に取り組む「Rakuten最強プランプロジェクト」を実施しています。

2025年7月には、1ヵ月間で165の市町村に新たに基地局を設置しました。

楽天モバイルでは、2025年の1年間で基地局を1万局以上増設することを目標に、取り組みを進めています。

現在繋がりにくいエリアも、基地局の増設によって今後通信品質が改善されるでしょう。

基地局の設置情報は楽天モバイルの公式サイトで公開されています。

パートナー回線は2026年9月終了予定

パートナー回線は2026年9月終了予定

楽天モバイルは、KDDIとのパートナー回線の契約を2026年9月に終了する予定です。

楽天モバイルでは自社回線が届かないエリアをカバーするために、KDDIとローミング協定を締結し、au回線を借りてサービスを提供しています。

ただし、KDDIとの契約は過去に延長された経緯があるので、再度延長する可能性があります。

楽天モバイルとKDDIのローミング協定はもともと2026年3月末までの契約でした。

2023年4月に内容の見直しが行われ、2026年9月末までに延長されました。

自社のプラチナバンドエリアの整備状況によっては、パートナー回線の契約を再度延長する可能性があります。

ローミングとは?

ローミングとは、契約しているキャリアの回線エリア外に出てしまった時に、他のキャリアの回線を利用して通信できる機能です。

楽天モバイルはKDDIとローミング協定を締結しているため、楽天回線のエリア外に移動してしまっても、au回線を使用してネットを利用できます。

2026年中に衛星通信サービスを開始予定

2026年中に衛星通信サービスを開始予定

楽天モバイルは米AST SpaceMobileと連携し、2026年中に衛星通信サービスを開始する予定です。

2025年4月に日本国内で初めて、低軌道衛星とスマホを直接繋いでビデオ通話をすることに成功しました。

これまではスマホから近くの基地局に電波を送っていましたが、衛星通信サービスでは基地局の代わりに衛星が電波を受け取り、インターネットに接続します。

衛星通信サービスが実現すると、基地局の設置が難しい山間部や離島、海上などでもインターネットを利用できます。

エリアが大幅に拡大するうえに、地震などの自然災害で基地局が壊れた場合にも連絡手段を確保できるので、災害時の活躍も期待されています。

楽天モバイルエリアの確認方法

▼楽天モバイルエリアの確認方法

  • 公式サイトのエリアマップで確認する
  • myエリア通信シミュレーションで確認する
  • スマホ端末で楽天モバイルの電波を確認する

楽天モバイルエリアは公式サイトのエリアマップや、myエリア通信シミュレーションで確認できます。

スマホ端末を使って、今いる場所が楽天回線エリアかどうか確認することも可能です。

楽天モバイルを契約する前に、自宅や職場、よく行く場所が提供エリア内かどうかを確認しましょう。

エリアマップで確認する

楽天モバイルエリアは、公式サイトのサービスエリアマップで確認できます。

住所や建物名で検索できるので、自宅や職場など普段よく行く場所を検索してみましょう。

楽天モバイルのサービスエリアマップを開く

楽天モバイルのサービスエリアマップにアクセスします。

よくスマホを利用する場所の住所を検索する
よくスマホを利用する場所の住所を検索する

サービスエリアマップの検索窓に自宅や職場、よく行くエリアの住所を入力し、検索してください。

入力した住所周辺のエリアが表示されるので、自宅周辺やよく行く場所の色を確認しましょう。

楽天回線エリアはピンク色になっており、4G LTE、5G Sub6、5G ミリ波の順に色が濃くなっています。

ピンク色の付いてない部分は楽天回線に対応していないため、通信できません。

myエリア通信シミュレーションで確認する

楽天モバイルの公式サイトのmyエリア通信シミュレーションでは、自宅やよく行くエリアの電波状況を調べられます。

自宅や職場の電波状況をピンポイントで確認できるので、エリアマップと合わせて確認しておくと、安心して契約に進めます。

「myエリア通信シミュレーション」の画面で住所を入力する
「myエリア通信シミュレーション」の画面で住所を入力する

楽天モバイルのmyエリア通信シミュレーションにアクセスし、電波状況を調べたい場所の住所を入力します。

自宅や職場などのスマホをよく使う場所を、最大3ヵ所まで調べられます。

住所を入力したら、「つながりやすさをチェックする」をタップしてください。

シミュレーション結果を確認する
シミュレーション結果を確認する

入力した住所それぞれの電波状況が5段階で表示されます。

あなたのエリアの総合判定を確認する
あなたのエリアの総合判定を確認する

シミュレーション結果をスクロールすると、あなたのエリアの電波状況の総合判定を確認できます。

総合判定は「AAA、AA、A、B、C」の5段階評価で表示されます。

スマホ端末で楽天モバイルの電波を確認する

スマホ端末を使用して、今いる場所で楽天回線を使えるか確認する方法もあります。

楽天モバイルを契約する前でも簡単に確認できます。

ただし、スマホ端末で確認できるのは「楽天回線を使えるエリアかどうか」のみです。

通信品質は実際に使ってみないと分からないので、あくまで参考程度に留めておきましょう。

iPhoneとAndroid、それぞれの端末での確認方法を紹介します。

iPhoneの場合

iPhoneの設定画面から「モバイル通信」をタップする
iPhoneの設定画面から「モバイル通信」をタップする

iPhoneの設定画面を開き、「モバイル通信」をタップします。

現在使用しているSIMを選択し、「ネットワーク選択」をタップする
現在使用しているSIMを選択し、「ネットワーク選択」をタップする

モバイル通信の中に表示されたSIMの中から、現在使用しているSIMを選択します。

SIMを2種類以上使用している場合は、どちらかを選択してください。

次に「ネットワーク選択」をタップします。

「自動」をオフにする
「自動」をオフにする

ネットワーク選択の画面に移動すると、「自動」がオンになっているので、タップしてオフにします。

自動の下に、現在いる場所で通信できるキャリアや回線番号が表示されるので、楽天回線が表示されているか確認しましょう。

「Rakuten」または「440 11」の表示があれば、今いる場所で楽天回線を利用可能です。

楽天モバイル契約後、スマホからプラチナバンドに接続しているか確認するかを確認することも可能です。

iPhoneの場合、電話アプリで「*3001#12345#*」と入力すると、フィールドテストモードになり、現在の電波状況を確認できます。

「Band Info」が「3」なら1.7GHz帯、「28」なら楽天のプラチナバンドに接続しています。

Androidの場合

Androidの場合、機種によって操作方法が異なります。

今回は「OPPO Reno11 A」での確認方法を紹介します。

スマホの設定画面で「モバイルネットワーク」をタップする
スマホの設定画面で「モバイルネットワーク」をタップする

スマホの設定画面を開き、「モバイルネットワーク」をタップします。

現在使用しているSIMをタップする
現在使用しているSIMをタップする

モバイルネットワークの画面に現在使用しているSIMが表示されるので、タップしてください。

SIM情報と設定の画面に移動するので、次に「通信キャリア」をタップします。

「自動選択」をオフにする
「自動選択」をオフにする

「自動選択」がオンになっているので、タップしてオフにしてください。

「自動選択をオフにしますか?」というポップアップが2回表示されますが、2回とも「オフ」をタップします。

「利用可能なネットワーク」に楽天回線が表示されるか確認する
「利用可能なネットワーク」に楽天回線が表示されるか確認する

利用可能なネットワークに「Rakuten」または「440 11」と表示されれば、楽天回線を利用可能です。

Androidでは、契約しているキャリア以外の回線に「(禁止)」と表示されます。

「Rakuten(禁止)」「440 11(禁止)」と表示されていても、楽天モバイルを契約すれば通信可能なので、心配ありません。

Androidでは楽天モバイル契約後、「Symplse」というアプリを使うと、プラチナバンドに接続しているか確認できます。

アプリをインストールして開き、「RF情報」の「電波強度」をタップすると、現在繋がっている周波数帯が表示されます。

周波数帯が「3」なら1.7GHz帯、「28」なら楽天のプラチナバンドに接続しています。

楽天回線エリアなのに繋がらない・電波が悪い原因と対処法

▼楽天回線エリアなのに繋がらない時の対処法

  1. モバイルデータ通信・機内モード・Wi-Fiのオン/オフを試す
  2. スマホを再起動・SIMカードを再セットする
  3. 場所を移動する
  4. スマホのOSバージョンをアップデートする
  5. キャリア設定をアップデートする(iPhone)
  6. 電波改善・調査依頼をする

楽天回線エリアであっても、スマホ端末の不具合や回線の切り替えが上手くいかないなどの理由から、通信が上手くいかない場合があります。

楽天回線エリアなのに繋がらない時は、上記の対処法で改善される場合があります。
順番に試してみてくださいね。

モバイルデータ通信・機内モード・Wi-Fiのオン/オフを試す

楽天の電波が悪い時は、モバイルデータ通信、機内モード、Wi-Fiを一度オフにして再度オンにしてみましょう。

パートナー回線エリアから楽天回線エリアに移動すると、通常は自動的に回線が切り替わりますが、切替が上手くいかず一時的にネットに接続できなくなる場合があります。

いったん通信を切ることで、今いるエリアの電波を正しく受信できるようになります。

モバイルデータ通信のオン/オフを切り替えても繋がらなければ、機内モード、Wi-Fiの順に試してみてください。

スマホを再起動・SIMカードを再セットする

スマホがSIMを認識していないことが原因の場合、スマホの再起動やSIMカードの再セットを試してみましょう。

スマホがSIMを認識しているかどうかは、スマホの設定画面から確認できます。

設定画面で「デバイス情報」を選択し、電話番号が表示されれば、スマホがSIMを認識しているので問題ありません。

「不明」と表示された場合はスマホがSIMを認識していないので、いったんスマホの電源を切り、SIMカードの再セットを試してみてください。

eSIMを利用している場合は、スマホを再起動して改善されるか確認しましょう。

場所を移動する

建物内や地下などの電波の届きにくい場所にいる時には、場所を移動することも有効です。

建物の中や地下は電波が届きにくいので、楽天回線エリアであっても繋がらない場合があります。

窓際に移動したり、地上に出たりすると電波状況が良くなる場合があるので、場所を変えて確認してみましょう。

スマホのOSバージョンをアップデートする

▼スマホのOSバージョンの確認方法

  • iPhoneの場合:
    「設定」→「一般」→「情報」→「iOSバージョン」を確認する
  • Androidの場合:
    「設定」→「デバイス情報」または「タブレット情報」→「Androidバージョン」を確認する

スマホのOSの不具合が原因で、電波が繋がりにくいケースもあります。

現在のOSが最新かどうか確認し、古いバージョンだった場合は最新のバージョンにアップデートしてみましょう。

スマホのOSは設定画面から簡単に確認できます。

キャリア設定をアップデートする(iPhone)

▼キャリア設定をアップデートする方法(iPhone)

  1. iPhoneの設定画面を開く
  2. 「一般」をタップする
  3. 「情報」をタップする
  4. 表示された案内に従いキャリア設定アップデートをインストールする
  5. インストール後、iPhoneを再起動する

iPhoneを使用している場合、キャリア設定をアップデートすることで電波状況が改善される場合があります。

キャリア設定のアップデートが使えるようになると通知が届くので、案内に従ってインストールしましょう。

インストールせずに閉じてしまった場合、iPhoneの設定画面からインストールできます。

インストール完了後に再起動すると、電波が繋がりやすくなる場合があります。

キャリア設定アップデートとは?

キャリア設定アップデートは、モバイルデータ通信や通話などの通信に関するアップデートです。

契約しているキャリアから配信され、アップデートすることでネットワークの品質が向上したり、新しい機能を利用できるようになったりします。

電波改善・調査依頼をする

上記の方法を試しても改善されない場合は、楽天モバイルに電波の改善や調査を依頼することができます。

楽天モバイルの公式サイトにある電波改善・調査依頼フォームから問い合わせましょう。

ただし、電波改善・調査依頼をしても、すぐに電波の状況が改善されるわけではないことを覚えておきましょう。

電波改善・調査を依頼しても状況が改善されないという声が多いため、短期間での改善はあまり期待できません。

楽天モバイルの電波が繋がりにくい環境

楽天モバイルのプラチナバンド提供エリアはまだ狭いため、環境によっては電波が繋がりにくい場合があります。

パートナー回線のプラチナバンド提供エリアは地方や山間部が中心で、すべてのエリアをカバーしているわけではありません。

ビルの奥や地下、トンネルの中など電波が遮られる場所や、自社回線の整備されていない郊外や山間部、離島などでは電波が繋がりにくくなります。

フェスやコンサートなどの大規模なイベントでは、最寄りの基地局にアクセスが集中して処理が追い付かず、一時的に電波が繋がりにくくなるケースもあります。

ビルの奥・地下・トンネルなど

楽天モバイルの電波は、ビルの中心部や地下、トンネルの中では繋がりにくいです。

楽天モバイルのメイン回線である1.7GHz帯の電波は、障害物を透過しにくい特性があり、建物の中や地下まで回り込むことができません。

屋内や地下でも繋がりやすいパートナー回線の提供エリアは、地方や山間部がメインです。

東京23区や大阪市などの通信量の多い地域は対象外なので、都市部のビルの中や地下鉄では通信が不安定になることがあります。

郊外・山間部・離島など

楽天モバイルは郊外や山間部、離島などでは繋がりにくかったり、圏外になったりする場合があります。

郊外や山間部、離島などのエリアには楽天モバイルの基地局が少なく、現在基地局の整備を進めている最中です。

大手3キャリアよりもエリアが狭く、自社回線でカバーできていないエリアをパートナー回線に頼っている状態なので、場所によっては繋がりにくい場合があります。

フェスやコンサートなどの大規模イベント

フェスやコンサートなど、多くの人の集まる大規模イベントでは、電波が届いていても繋がりにくくなる場合があります。

大勢の人が1ヵ所に集まって同時にネットを利用しようとすると、最寄りの基地局にアクセスが集中し、処理が追い付かなくなってしまうためです。

楽天モバイルではイベントでの電波対策として、移動基地局車を設置している場合もあります。

楽天モバイルのエリアによくある質問

楽天モバイルのエリアによくある質問にお答えします。

楽天回線のエリアは全国的に拡大していますが、プラチナバンドを利用できるエリアはまだ狭く、大手3キャリアと比べると電波が繋がりにくい場合があります。

楽天モバイルを契約したら繋がらなかったと後悔することのないよう、よくある質問をしっかり読み、楽天モバイルのエリアについて理解してから契約に進みましょう。

楽天モバイルを契約する前に確認しておいた方がいいことは?
楽天モバイルを契約する前に、自宅や職場、最寄り駅、よく利用するお店などが楽天回線の提供エリア内か確認しましょう。提供エリアは公式サイトのエリアマップで確認できます。楽天モバイルでは5G回線、4G回線、パートナー回線を使用してサービスを提供しており、エリアによって電波状況が異なります。よく行くエリアでどの回線を利用できるのかも確認しておくと安心です。
>> 契約前に確認すべきことを見る
楽天モバイルの5Gエリアの拡大状況は?
楽天モバイルでは全国的に5Gエリアを拡大しています。2024年には関東地方で2.1倍、東海地方や近畿地方では約1.7倍に5Gエリアを拡大しました。2025年7月には中国・四国地方、九州、沖縄でのエリア拡大が完了したことが発表されており、今後他のエリアでも順次拡大する予定です。5Gエリアに加えてプラチナバンドエリアの拡大、基地局の増設も進んでいるため、楽天モバイルの通信品質は今後改善されると考えられます。
>> 楽天モバイルのエリア最新情報を見る
プラチナバンドの提供エリアはマップで確認できる?
プラチナバンドの提供エリアは公開されていないため、エリアマップでは確認できません。しかし、スマホ端末から楽天モバイルのプラチナバンドに接続しているかを確認することは可能です。iPhoneの場合、電話アプリで「*3001#12345#*」と入力すると、電波状況を確認できます。Androidの場合は「Symplse」というアプリから確認可能です。「RF情報」の「電波強度」をタップし、周波数帯が「3」と表示されていたら1.7GHz帯、「28」と表示されていたらプラチナバンドに接続しています。
>> プラチナバンドについて見る
楽天モバイルのエリア内なのに繋がらない場合の対処法は?
楽天モバイルのエリアでも、スマホ端末の不具合や回線の切り替えが上手くいかないなどの原因で繋がらない場合があります。パートナー回線から楽天回線への切り替え不良が原因の場合は、モバイルデータ通信や機内モード、Wi-Fiをいったん切り、再度オンにする方法を試してみましょう。スマホの不具合が原因なら、スマホの再起動やSIMカードの再セット、OSのアップデートにより繋がる可能性があります。それでも電波が悪い場合には、楽天モバイルに電波改善・調査依頼をしましょう。
>> 電波が悪い原因と対処法を見る
楽天モバイル電波が悪い理由は?
楽天モバイルの電波が悪いのは、他のキャリアと比べてプラチナバンドの提供エリアが狭いためです。プラチナバンドは携帯キャリアが使用している電波の中でも、ビルの中や地下でも繋がりやすい700~900MHz帯の電波を指します。楽天モバイルはかつてプラチナバンド未対応だったため、屋内や地下まで電波を届けるのが難しく、他のキャリアと比べて繋がりにくいと指摘されていました。しかし、2024年6月からプラチナバンド700MHz帯を使用したサービスの提供が始まり、今後プラチナバンドエリアが拡大されれば、電波状況が改善されるでしょう。
楽天モバイルの基地局マップは公開されている?
楽天モバイルの基地局マップは公開されていませんが、「CellMapper」というWebサイトで基地局のおおまかな位置を確認できます。画面左上にあるメニューから「プロバイダー」を開き、プロバイダー「楽天-日本-44011」、ネットワーク「4G-LTE」、バンド「すべて」に設定すると、地図上に楽天モバイルの基地局が表示されます。ネットワークを「5G-NR」に変更すると、5G回線の基地局も確認可能です。

まとめ

最後に、楽天モバイルのエリアをおさらいしましょう。

  • 契約前に自宅や職場などが楽天回線の提供エリア内か確認することが大切
  • 楽天モバイルの提供エリアは、公式サイトのエリアマップで確認できる

楽天モバイルは通信品質の改善のため、2024年から2025年にかけて関東、東海、近畿、中国・四国、九州、沖縄で5Gエリアを拡大しました。

2024年6月に提供を開始したプラチナバンドも、今後エリアを拡大していく予定です。

しかし、大手キャリアと比べると提供エリアが狭いため、環境によっては電波が繋がりにくい場合があります。

楽天モバイルを契約する前に、自宅や職場が提供エリア内か確認しましょう。

楽天モバイルの提供エリアは、公式サイトのエリアマップやmyエリア通信シミュレーションで確認できます。

エリアによって繋がる回線が異なるため、5G回線、4G回線、パートナー回線のどの回線に繋がるかもチェックしましょう。

エリア的に問題ないことが確認できたら、お得な「三木谷キャンペーン」から申し込むのがおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。