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「Looopでんきは改悪された?」
「新プランと旧プランはどっちが安い?」
「Looopでんきから乗り換えた方がいい?」
2025年4月の料金改定により、Looopでんきが高くなったのか、それともお得になったのか気になりますよね。

Looopでんきの新プランは、電気使用量が少ない家庭で料金が高くなり、約200kWh以上使用する家庭ではお得になりました。
本記事では、Looopでんきが2025年4月に料金改定による変更点をについて詳しく解説します。
Looopでんきの新プランと旧プランの料金比較も紹介しているので、乗り換えの際の参考にしてください。
使い方次第で節約できる
Looopでんきの2025年4月料金改定で変わった3つのポイント

| 電気料金 項目 | ![]() 旧プラン | ![]() 新プラン |
|---|---|---|
| 基本料金 | 無し | ・託送基本料金 ・容量拠出金相当額 |
| 電力量料金 | ・電源料金 ・サービス料金 ・託送費 ・再エネ賦課金 | ・電源料金 ・サービス料金 ・託送費従量料金 ・再エネ賦課金 |
| 容量拠出金 | 別途必要 | 不要 |
2025年4月にLooopでんきのスマートタイムONEがリニューアルされ、制度対応費の導入、電力量料金の引き下げ、容量拠出金の撤廃の3つの点で変更が加わりました。
これまで国に支払う制度関連費用は電力量料金に含まれており、使用量が多い家庭ほど負担が大きくなっていました。
新プランは、制度対応費として託送費の一部と容量拠出金を基本料金側に移し、すべての利用者がより公平に負担できる料金体系に見直されています。
その結果、使用量が少ない家庭は割高になりますが、一定以上の電気を使用する家庭は、従来よりもお得に利用できます。
基本料金にあたる制度対応費の導入
| 契約タイプ | ![]() 実量制 | ![]() アンペア制 |
|---|---|---|
| 計算基準 | 実際の最大電力 (kW) | 契約アンペア数 (A) |
| 例 | 2.0kW=約600円 | 30A=約900円 |
| 特徴 | 使用実績に応じて毎月変動 | 一律で上限固定 |
| メリット | 使い方に応じて安くなりやすい | 安定 分かりやすい |
Looopでんきは2025年4月より、基本料金にあたる制度対応費を導入しました。

制度対応費は、電力会社が国の定めたルールや外部要因に基づいて発生する電気の基本的な費用です。
また、制度対応費は実量制で算出され、直近12ヶ月のうち最も電気を使用した30分間のピーク実績をもとに決定されます。
例えば、東京エリアの一人暮らしでピーク使用量が2kWの場合、制度対応費はおよそ月660円程度です。
制度対応費は、毎月金額が変動する仕組みのため、使い方次第で大手電力会社のアンペア契約よりも安くなります。
電力量料金の引き下げ
| 東京エリア 電力量料金 時間別 | ![]() 旧プラン | ![]() 新プラン |
|---|---|---|
| 7時 | ||
| 12時 | ||
| 17時 | ||
| 23時 |
※:(社)日本卸電力取引所の2025年10月1日のシステムプライスより試算
※:旧料金は電源料金・託送費・サービス料・容量拠出金を含む
※:新料金は電源料金・託送費・サービス料を含む
Looopでんきの新プランは、制度対応費を導入した代わりに、電力量料金を引き下げました。
これまで電力量料金の中に含まれていた、託送料金の一部と容量拠出金相当額を基本料金にあたる制度対応費へ移したためです。
従来は、使用量が多い家庭ほど制度負担が大きくなっていましたが、制度関連コストを固定費として分離し、すべての利用者がより公平に負担できる仕組みへと見直されました。

その結果、東京エリアでは電力量料金が約3.1円/kWh引き下げられ、使用量が多い家庭ほど恩恵を受けやすいです。
新プランは、電気を効率的に使う家庭にとって、よりお得で実質的な節約効果が期待できます。
容量拠出金の撤廃
| 東京エリア 容量拠出金 | ![]() 旧プラン | ![]() 新プラン |
|---|---|---|
| 100kWh/月 2kW | ||
| 200kWh/月 2kW | ||
| 300kWh/月 2kW |
※:旧料金の容量拠出金=使用量電力(kWh)×2.6円
※:新料金の容量拠出金=契約電力(kW)×56.42円
Looopでんきの料金改定により、2025年4月から電力量料金に含まれていた容量拠出金が撤廃され、実質的な基本料金である制度対応費に統合されました。
従来は、使用量に応じて1kWhあたり2.6円が上乗せされており、電気を多く使う家庭ほど負担が大きくなっていました。
改定後は、契約電力に応じた固定費として請求されます。

例えば、東京エリアでは、契約電力2kWの場合、月56.42円×2kW=約112.84円が制度対応費に含まれます。
旧料金と比較すると、100kWhで147.16円、200kWhで407.16円、300kWhで667.16円分の容量拠出金が削減される計算です。
Looopでんきの料金改定は、使用量による負担差が縮小し、より公平で分かりやすい料金体系へと改善されました。
Looopでんきの新プランと旧プランの料金比較
| 東京エリア 年間電気代 | ![]() 旧料金 | ![]() 新料金 |
|---|---|---|
| 100kWh/月 2kW | ||
| 150kWh/月 2kW | ||
| 200kWh/月 2kW |
※:Looopでんきの電気代は2025年4月の改定に基づき試算
※:Looopでんきの電力量料金は2024年1〜12月のシステムプライス平均値を適用
※:再エネ賦課金は2024年1〜12月の数値で試算
※:国による激変緩和対策事業等の補助金は含まない
Looopでんきの新プランと旧プランを比較すると、使用量が月100・150kwhの場合は新プランが年間最大2,000円以上高いです。
2025年4月の料金改定で制度対応費が導入されたため、新料金は使用量が少ない家庭では負担が増えます。
一方で、電気使用量が月200kWhの場合は旧プランより新プランが年間1,500円ほど安いです。
Looopでんきの新プランは、電力量料金の引き下げにより、一定以上の使用量がある家庭なら旧プランよりもお得になりやすいです。
Looopでんき新プランは200kWh以上使う家庭におすすめ
| 東京エリア 年間電気代 | ![]() 旧プラン | ![]() 新プラン | ![]() 従量電灯B |
|---|---|---|---|
| 100kWh/月 30A/2kW | |||
| 200kWh/月 30A/2kW | |||
| 300kWh/月 30A/2kW |
Looopでんきの新プランは、電気を月200kWh以上使う家庭なら旧プランや東京電力よりも年間1,000円以上お得です。
新プランは制度対応費の導入により、電力量料金が引き下げられ、電気使用量が多い家庭では総額が安く抑えられます。
電気使用量が月300kwhの家庭なら、東京電力よりLooopでんきの新プランが年間4,000円以上もお得です。
また、試算はJPEXの平均値で試算しているため、電気が安い時間に使う工夫ができれば、さらにお得に利用が可能です。
Looopでんき新プランの注意点
Looopでんきの新プランは、使用量が月100kWh以下だと旧プランより割高になります。

2025年4月より、制度対応費が導入されたため、使用量が少ない家庭は以前よりも負担が大きくなりました。
また、制度対応費が実量制で計算されるため、レンジ・ドライヤーといった消費電力が大きい家電を同時に使用する家庭は高くなり安い点にも注意が必要です。
使用量100kWh/月以下だと旧プランより割高になる
| 東京エリア 年間電気代 | ![]() 旧料金 | ![]() 新料金 |
|---|---|---|
| 50kWh/月 2kW | ||
| 100kWh/月 2kW | ||
| 150kWh/月 2kW |
Looopでんきの新プランと旧プランを比較すると、電気使用量が月100kWhの場合、旧プランより新プランが約2,500円高くなります。
新プランに制度対応費が加わり、電気をあまり使わない家庭ほど固定費の割合が増えるためです。

そのため、使用量が月50kWh程度の家庭は、年間で約4,000円以上の料金差が生じるケースもあります。
電気使用量が少ない家庭は電気代の節約効果を得にくいため、他の新電力会社を検討するのも一つの方法です。
一方、月150kWh程度の使用量がある家庭は料金差は約500円程度まで縮まり、電気を安い時間帯に集中して使える家庭であれば、Looopでんきの新プランを十分お得に利用できます。
同時に複数の家電を使用する家庭は制度対応費が高くなりやすい
| 東京エリア 契約容量別 | ![]() 旧料金 | ![]() 新料金 |
|---|---|---|
| 200kWh/月 2kW | ||
| 200kWh/月 | ||
| 200kWh/月 4kW |
Looopでんきの新プランは、制度対応費の算定基準となる契約電力が4kWの場合、旧プランより年間で約5,000円以上割高です。
制度対応費は実量制で算出され、過去12ヶ月のうち最も電気を使った30分間のピーク電力を基準に決定されます。
例えば、ドライヤー・電子レンジ・エアコン・電気ケトルを同時に使用すると、合計で約4kWに達します。

つまり、同時に家電を複数使用するとピーク電力が上がり、制度対応費も上昇する仕組みです。
アンペア契約は、ピーク時にブレーカーが落ちないよう余裕をもって契約する仕組みで、実際の使用量が少なくても固定の基本料金が発生します。
一方で、新プランは実際の使用状況に応じて制度対応費が決まるため、多くの家庭がアンペア契約よりも安くなります。
Looopでんき以外におすすめの新電力会社
Looopでんきの新プランは、電気使用量が月200kWh以上の家庭におすすめです。

一方で、使用量が月100kWh以下の家庭は、他の電力会社を検討すると良いでしょう。
例えば、おてがるでんきはLooopでんきと同じ市場連動型プランを採用しながら、基本料金が0円で使用量が少ない家庭にも適しています。
また、楽々でんきは無料のかけつけサービスやU-NEXTの割引特典が付いており、料金だけでなくサポート面も重視したい人にもおすすめです。
さらに、シン・エナジーは電気料金が大手電力会社より安く設定しているため、使用量にかかわらずお得に利用できます。
| おてがるでんき | 詳細情報 |
|---|---|
| 提供エリア | 全国 沖縄と離島を除く |
| 電気料金 | 料金確認 |
| 初期費用 | 0円 |
| 支払方法 | クレジットカード 口座振替 |
| 解約費用 | 0円 |
おてがるでんきは、株式会社エクスゲートが提供している新電力サービスです。
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Looopでんきの新プランによくある質問
Looopでんきの新プランについてよくある質問にお答えします。
Looopでんきの新プランがお得なのか疑問が残る人は、回答を最後までしっかり確認しましょう。
- 2025年4月にLooopでんきのプランは何が変わった?
- Looopでんきの料金改定は、制度対応費の導入、電力量料金の引き下げ、容量拠出金の撤廃の3つです。基本料金にあたる制度対応費が導入され、電力量料金が引き下げられました。さらに、これまで電力量料金に含まれていた容量拠出金が撤廃され、より公平に負担できる料金体系へと見直されています。
>> Looopでんきの変更点を見る
- Looopでんきは新プランと旧プランはどっちが安い?
- Looopでんきの新プランは、使用量が月100〜150kWhの場合、旧プランより年間最大2,000円ほど高くなります。一方で、月200kWh以上使う家庭では年間約1,500円安くなり、制度対応費の導入と電力量料金の引き下げにより、一定以上の使用量がある家庭ほどお得に利用できます。
>> Looopでんきの料金比較を見る
- Looopでんきの新プランがおすすめな人は?
- Looopでんきの新プランは、月200kWh以上使う家庭なら旧プランや東京電力より年間1,000円以上もお得です。新プランは、制度対応費の導入により電力量料金が引き下げられ、使用量が多い家庭ほど電気代が安くなります。また、Looopでんきは電気が安い時間に使える人ほどさらにお得に利用できます。
>> Looopでんきがお得な人を見る
- Looopでんきの新プランの注意点は?
- Looopでんきの新プランは、使用量が月100kWh以下の場合、旧プランより割高になります。2025年4月の改定で制度対応費が導入され、使用量にかかわらず固定費の負担が増えたからです。また、制度対応費は実量制で算出されるため、レンジやドライヤーなど高出力家電を同時に使うと高くなりやすいです。
>> Looopでんきの注意点を見る
- 他の新電力とどっちがいい?
- Looopでんきの新プランは、月100kWh以下と少ない家庭は以前より割高になるため、他の新電力を検討しましょう。例えば、基本料金0円のおてがるでんきは、使用量が少ない家庭にも最適です。また、サービス重視なら楽々でんき、料金の安さで選ぶならシン・エナジーがおすすめです。
>> おすすめな新電力を見る
まとめ
最後に、Looopでんきの新プランについておさらいしましょう。
- Looopでんきは2025年4月に制度対応費が導入
- Looopでんきの新プランは200kWh/月以上使用する人におすすめ
- 使用量が少ない人は他の新電力も検討する
Looopでんきは2025年4月に料金改定を実施し、制度対応費の導入、電力量料金の引き下げ、容量拠出金の撤廃の3点を行いました。
Looopでんきの新プランは、電力量料金の引き下げにより、月200kWh使用する家庭なら旧プランや東京電力よりも年間1,000円以上お得です。
一方で、電気使用量が月100kWh以下は、制度対応費の影響で旧プランより割高になりやすいです。

そのため、使用量が少ない家庭はおてがるでんきや楽々でんき、シン・エナジーといった他の新電力も検討しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。






